クリームシチューとスパークリングワイン
クリームシチューとワインのペアリング
クリームシチューは、あっさりとした鶏肉や魚介と牛乳を使うため、白ワインや白スパークリングのペアリングがおすすめになります。
クリームシチューとスパークリングワインの相性
クリームシチューのコクとスパークリングワインの爽やかな酸味は、相性がとても良いです。
シャルドネやピノ・グリなどの白スパークリングワインは、柑橘類や白い花のアロマを持ち、鶏肉や魚介の繊細な旨味を引き立てるのと同時に、クリームシチューの口当たりをスッキリさせてくれます。
なお、白スパークリングワインを選ぶ場合は、brut以上の辛口がおすすめです。
通常、スパークリングワインは酒屋のポップ等に頼らずとも 銘柄だけで辛口か甘口かを凡そ判断できます。
例)”Champagne Brut” Perrier-Jouët Belle Epoque ⇒ 辛口のシャンパン
例)Joseph Verdier Tresors de Loire “Demi Sec” ⇒ 甘口のスパークリングワイン
スパークリングワインが飲みやすい理由
スパークリングワインは、ドサージュの工程(排出とコルク栓の間に行われるブレンドの最終段階)でリキュール・デクスペディションを添加し、ワインの味や舌触りなどのバランス調整が行われます。
リキュール・デクスペディション(Liqueur d’expedition)とは、原酒とショ糖を混ぜたリキュールのことです。これを加えることでワインが完成するため、「門出のリキュール」とも呼ばれています。
スパークリングワインの糖度と表記の対応
表記 | 読み | 分類 | 糖分(リットルあたり) |
---|---|---|---|
brut nature | ブリュット・ナチュール | 極辛口 | 0g以上~3g未満/L |
extra-brut | エクストラ・ブリュット | 極辛口 | 0g以上~6g未満/L |
brut | ブリュット・ナチュール | 辛口 | 6g以上~12g未満/L |
extra-sec | エクストラ・セック | 中辛口 | 12g以上~17g未満/L |
sec | セック | 中甘口 | 17g以上~32g未満/L |
demi-sec | デミ・セック | 甘口 | 32g以上~50g未満/L |
doux | ドウ | 極甘口 | 50g以上/L |
参考
https://www.autourduvin.fr/champagne-brut-sec-demi-sec-doux-extra-brut-differences/
https://mariage.mavie.co.jp/?p=206#i-3
https://wine-link.net/dictionary/detail/2072
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